日曜日, 5月 19, 2013

暖かかった昨日とは一転、雨が降るわ寒いわで再びブーツを履いた。地下鉄にのって美容室で髪を切ってもらい、その隣のレコード屋でCDを売りレコードを買う。試聴の末、手に入れたのは laurindo almeida / broadway solo guitar(capitol)。タイトルどおりギター1本で映画のスタンダードを聴かせる匿名性の高いアルバム。と思わせて、その実はローリンド・アルメイダの野心を感じさせる名盤だった。素晴らしきただそれだけの世界。これはCD化もされずディスクガイドに載ることもない、これからもずっとだれかの個人的な大事なアルバム。小西康陽のラジオ番組「これからの人生」が切り開いたジャンルともいえそう。