土曜日, 5月 31, 2014


朝から自転車で御池までいって、京都レコード祭りをのぞく。すいている間にさらっとみよう。と思っていたが、開店直後にもかかわらずすべてのエサ箱の前に人がたっている状況でおどろいた。客層はいつもレコード屋に出入りしているような人ばかりではない。泉谷しげるのレコードをまとめ買いしているのを目撃するなど、いろんな人がいる。わたしにはすべてのレコードをチェックする元気はなかったので、ちょこちょこ見て回ってデヴィッドボウイのスペースオディティ(500円)と、岡村詩野さんから二階堂和美 - LOVERS ROCK(7inch)を買った。一旦帰宅して聴いたLOVERS ROCKは最高で10回くらい聴き続けた。

テキストリンクの表示はされているのにクリック出来ない。という現象に4時間ほど悩んだが、終わってみればz-indexが原因だった。

もういちど自転車で御池までいって今度は森山威男カルテット@RAGを観る。会場にはおじさんらしいおじさんがたくさんいた。遠方からの常連も多い。森山威男は北島三郎と似ている。演奏はピアノの田中信正と森山威男とのインタープレイがなにより素晴らしかった!

金曜日, 5月 30, 2014

美容室で髪を切り、レコード屋で2000円分売って、2000円分買う。明日から京都レコード祭りなので、レコード屋の店主もいつになく気合がはいっていて微笑ましい。クイックガレージで修理に出したMacBookAirはマザーボード交換となり、代金4万で復帰した。夜からは前野健太のライブを観に拾得へ。前回みたのはバンド編成であったが今回はギター1本。芝居がかったMCと弾き語りがどこかよくわからない世界につれていく胡散くさめの歌謡ロックのいいムード。さいきん荒木一郎をよくきいているという話にはなるほどと思えるところがあった。客層は意外と小綺麗な女の人が多い。

木曜日, 5月 29, 2014

高校の先生から森山威男のSMILE と hush-a-bye をいただき、土曜のライブに備え予習する。こちらからは、ソギー・チェリオス-1959、ペペトルメントアスカラール-記憶喪失額、JOHN FAHEY、前野健太を手渡した。もうただの音楽好き同士の会話としか言えない立ち話をすこし。もうムーンライダーズの解散ライヴでは泣いたとかいわれても驚かない。またどこかで再会するにちがいない。

きのう買った世界の巨匠たちシリーズ(Great Recordings of the Centry EMI Angel)は他もよいはずと思い、コルトーのショパンも買った。

ジェイムス・テイラーのタンガリー3部作を久しぶりに聴き返してみたがとくになにも感じられなかったので、ゴリラもあわせまとめて手放す。Appleからの1stだけが好きで、なぜか3枚も持っている。

水曜日, 5月 28, 2014

住民税を早く払ってしまいたくて、朝っぱらから銀行へでかける。さようなら5万円。残ったお金でやりくりしよう。それから買い物。WAONの犬に今月分の紙幣を食べさせる。わおーーん。この時間の食料品売場は商品の陳列がきれいだし、レジも半分は閉ざされており平日の朝の雰囲気。

夜、高校の先生から連絡があり、森山威男カルテット(川嶋哲郎(Sax)田中信正(P)加藤真一(B)森山威男(Ds))のチケットをいただく。寺町今出川 燕燕で食事をしながら、「森山威男はレコード屋で高い値段をつけてかざってあるのを見たことだけあります。聴いたことはないんです」というと、じゃあ、予習しといたほうがいいね。CDRやいてくるよ。と、また明日も会う約束をする。わたしもなにかやいていきます。

火曜日, 5月 27, 2014

業務連絡などをすませ、支払うお金を用意する。住民税、家賃、MacBookAirの修理代、などなど。昼からは京都駅八条口の無印良品まで自転車で走り、ついにデスクライトを手に入れる。ワルダーでパンと牛乳を買い、帰りによった100000tではパブロ・カザルスによるバッハ 無伴奏チェロのレコードを3枚買った。内容はもちろんジャケットにも風格がある。デスクライトは想像以上に明るくて、ペンダントライトだけではたりない分を充分補えた。

月曜日, 5月 26, 2014

朝、雨はふっていなかったが、降水確率70%ということで、傘を持って京阪出町柳まで歩き、樟葉へむかう。院内での打ち合わせはもう4回目。だいぶ打ちとけた雰囲気に思える。1時間ほど話した中に不安点はなく、妥当な修正指示を持ち帰る。そして大枚をもったまま、くずはモールで散財!のつもりが、とくにめぼしいものにはあたらず。目当てにしていた無印良品のデスクライトも欲しかった色は品切れで手ぶらで退店。雨は強く降りだしたが、このまま帰ってしまうのも気持ちが収まらないので、大阪の友人に連絡して南森町で待ち合わせて会うことにした。会って話すのは2年ぶり。結婚おめでとう!と、コーヒーを奢って結婚祝いをすませる。天満で別れたあとは、グランフロント 北館のひろい無印良品でひきつづき目当てのデスクライトを探したがまたしても品切れでなかった。ちらっと寄ったルクアのアメリカンラグシーでパイル地のショートパンツを買う。空腹を感じていたが、冷蔵庫に残り物の豚のしょうが焼きと味噌汁と冷ご飯があることを思い出し、そのまま阪急で帰宅。

深夜、佐藤泰志 - そこのみにて光輝くを読了。89年の作品とは思えない鬱屈した閉塞感が描かれているが、その中での日常もある。悲痛という印象はなかった。拓児が姉をかばって起こしてしまった暴力事件の結果は、考えられる限り残酷な結末を示唆しつつ、当事者同士でのみ個人的な範囲で収まるところにこの小説のテーマがはっきりと感じられた。救いようのない絶望を与えない代りに、土地を離れて新しい仕事に就くことも許さない。逃れられない過去と土地と共に息を潜めて生きていく。

日曜日, 5月 25, 2014

しばらく前に藤井大丸のマーガレットハウエルでみたデスクライト(写真左)がいい感じだったので値段ぐらい調べてやろうと検索してみてみたら27,300円もするのでさすがに買えないわ…と諦めながらさらに検索を続けていたら無印良品でよく似たデザインのものがあったのでそれにしようとおもう(写真右)。こちらは税込7,900円。参考にしたんでしょうか。

キンコーズで出力をした後、カフェ・モンタージュでワインを飲み、店主と閉店までだらだら雑談。6.8「弦楽三重奏」と6.22「フランス近代の音楽」に予約をいれる。

土曜日, 5月 24, 2014

BRUCE COCKBURN ISATO NAKAGAWA SHIMANOUCHI CHURCH 1979 4 23

HIGH WINDS WHITE SKYで使われていたフォントと写真があしらわれたブルース・コバーン(幻の?)1979年来日公演チラシ。日本でも集客力がある存在だったのだろうか意外な1日2回公演。

木曜日, 5月 22, 2014

『したくないことはしない』津野海太郎を読み終えた。あまり知ることのなかった植草甚一の青春とその時代。それは短気でわがままで怒りっぽくて、よっぱらうと路上で殴り合いの喧嘩をしたり、喫茶店のテーブルをひっくり返したり、風俗通いに溺れて性病になった末、片玉になるなど思った以上に荒れていてろくなものではないが、その背景には関東大震災と敗戦があり、誰もが混乱する時代を植草甚一も生きていた。おおくの人がイメージする、おだやかでやさしいファンキーじいさん植草甚一など、晩年の10年だけにすぎないのだった。津野海太郎が書きあげたものからはファンキーじいさんを越えて植草甚一が生きた時代とその周辺へと興味がわいてくる。

四条烏丸のクイックガレージへ壊れたMacBookAirをもっていき預かってもらう。修理金額はいくらになるのかわからないので怖い。大垣書店でいまいちばん楽しみにしている雑誌 &Premiumを買う。ハローベーカリーで食パン、菓子パンを買う。

水曜日, 5月 21, 2014

電源が入らなくなったMacBookAirを入手。3〜4万払えば直るという。弘で焼き肉をたべて酔っ払ってバカ話しながら歩いてたら洋服がおちてたので拾って帰った。ライナー付きのデニムジャケット。ヴィンテージではないが色あせた古めのもの。古本屋で佐藤泰志「そこのみにて光輝く」を買おうとしたら「それ貸したるわ」といわれたのでようわからんまま手元にある。同時に買ったブルースコバーンのレコードの中には1979年の来日公演チラシが入っていた。1日2回公演とあるので、結構人気はあったよう。ただし小さく手書きで中止とかかれている。実際どうだったかは検索してもわからない。

火曜日, 5月 20, 2014

きのう食べた何かにあたって、深夜から下痢。たぶんあの甘エビっぽい。そしてポール・マッカートニーも体調不良で全公演中止。おだいじに。

ピーター・キャメロン - 最終目的地を読み終えた。つかれる女とおっさんに絡まれ続けるオマーお疲れ。という感想が一番大きい。わざわざつくった冷製スープを温めて食べさせたことに怒るシーンには笑った。

引き続きパンフレットの制作など。

月曜日, 5月 19, 2014

フキの葉の佃煮をつかってつくったチャーハンはなかなかおいしかった。残り物の甘エビの刺し身は焼いてコンソメスープにいれた。ついでにオクラとプチトマトもほうりこむ。

鈴木惣一朗にいれこんで集めたディスカバーアメリカシリーズ三部作のすべてを聴き直してみたが、スピリチュアルなものはやっぱり苦手でピンとこない。すべて放出する。

昨日買ったシンジュヒョンの軽音楽選曲集(1958年)は、思っていたとおりよかった。ここにはGSもサイケも大韓ロックもない。おっとりしたベンチャーズのような加山雄三のような音楽は、何かが始まりそうな予感に溢れており、膨大なシンジュヒョンワークスの中で一番すきなところ。

日曜日, 5月 18, 2014

昼から大阪へ。本町で下車してお店をまわり、なにを思ったか、欲しいものをすべて買う。それから目当てのイベントへ。
大韓ロック探訪記、刊行イベント 著者の長谷川陽平氏トーク&DJ! 5.18日 op17:00 @北堀江フュトュロ
ゲストにキングジョー、吉本秀純、Batopaha mar。かなりマニアックな内容であるが会場は満員。話題と音源は、大韓ロックだけでなく、トルコ、インドネシア、アフリカまで広がる。もうこういう人たちがいるのなら現地にはなにもないのだろうか。と思わせる熱意に圧倒された。出張販売されていたレコードもしっかりと値付けがされている。さすがに敵わないな。もう韓国にいってもレコードはいい。あなた方が厳選しリイシューしたCDだけ買わせてもらいます。と決心したつもりだったが、なにを思ったかシンジュヒョン先生の5800円もするレコードを買った。

土曜日, 5月 17, 2014

昼食は、ぐだくさんの味噌汁にうどんをつっこんだもの。名称未設定アート。

昼から元同僚の家でIEのブラウザチェックをして、気になる箇所をいくつかみつける。IE8ってきびしいな。それからスーパーでビールとスナック菓子を書い、鴨川で雑談。お互い会社を離れてみると、それぞれがもっているものの違いが大きくみえてくる。天気は良くて気持ちがよかった。今日から短パン、サングラス。そろそろ海に行きたい。

あなたはだれになったらしあわせになれるんです?だれになっても無理でしょう
ピーター・キャメロン - 最終目的地、いま半分あたり。

金曜日, 5月 16, 2014

昼食は、中途半端にのこったカレーの鍋に冷ご飯をまぜたカレーピラフ。花のズボラ飯風。食後、以前の事務所へむかい納品済みのパンフレットを受け取る。

Jesse Colin Young - On The Road のライナーを読んでいたら、”ぼくにとっては、ジェシ・コリン・ヤングとリチャード・ブローティガンがアメリカなのだ、といっても言い過ぎではない”と、田川律が書いていて、そういう見方もあるもんかと売るつもりだったのをとりさげた。自分にはよくわからない。

はちはち、WORKSHOPレコード、100000tといつものお店を回る。売ったものの買取金額は3000円。それから藤井大丸と高島屋で買い物。地下の食料品売場で長いフキを買ったら、わざわざそれように細長いビニール袋にいれてくれて感心する。

amazonからとどいた長谷川陽平 著「 大韓ロック探訪記」はおもしろくて一気読み。日曜日の出版イベントも楽しみになる。

木曜日, 5月 15, 2014

修正分をひたすら反映させていく。あんがい細かいところまでチェックされていて安心した。

浴槽にためた湯をホースですいあげて洗濯槽にながしこむ。洗濯物が水に濡れてゆっくり沈んでいくを見るのはなぜか心が安らぐ。明日は晴れの予報。

キャベツとしめじの味噌汁をつくったが、キャベツの分量にあわせて水を足したら大量になってしまった。しばらく食べ続けるしかない。

「ピーターキャメロン - 最終目的地」を読み始める。

水曜日, 5月 14, 2014

アスファルトに降る雨のにおいを感じながら自転車で拾得までいく。「黄金の館 no.4」出演:吉田省念 (弾き語り)、中井大介 (弾き語り)、岩城一彦 (ドブロギター)。アンコール後の3人で演奏した中井大介の曲 red cheek gang がよかった。エレキギターを持ち、伴奏に徹した吉田の演奏もこなれている。くるり在籍時のことを思えば当然ではあるけれど、ソロ活動ではなかなか見られないものだったので。

火曜日, 5月 13, 2014

きのうの写真のはめ込み作業。昼は餃子で夜はカレー。ポテトサラダを作る。

月曜日, 5月 12, 2014

11時にカメラマンと京阪樟葉駅で待ち合わせて15時までムービーを含む撮影。おつかれさまでした。撤収後、くずはモール内で、炭火焼きランチ(というには遅い)を食べながら話し込む。近況やそれぞれの情報交換のようなもの。ちかごろはクローズドで記録に残らないオフラインの会話に価値を感じることが多い。オンラインでの体験を経て感じる、会って話すことの価値。雨は80%というわりに小雨で助かった。出町柳から傘をさして自転車で帰る。

DVDでポン・ジュノ監督「母なる証明」を観た。夕日を受けたバスの中での馬鹿騒ぎが徐々に何重もの意味を与えるラストシーンが素晴らしい。

日曜日, 5月 11, 2014

キツネの嫁入り主催第五回スキマアワー『石橋英子レコ発編』 を観に、立誠小学校にでかける。
  • 石橋英子 with もう死んだ人たち
    (ジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波多野敦子、坂口光央)
  • 前野健太とソープランダーズ
    (ジム・オルーク、石橋英子、須藤俊明、山本達久)
  • キツネの嫁入り
こんかいはやはり石橋英子のステージが一番印象に残った。衣装も派手でアルバムのジャケ写のとおり全身真っ赤。メンバーが半円陣をくんで囲みこんでいたことと、ずっと正面をむいて歌い、耳だけでコンタクトをとる様子が印象に残る。緊張が高まる演出。そしてプログレッシブですさまじい演奏にはぶちのめされてTシャツを買って帰った(これは真っ赤ではない)。ライブの感想をはなしながら河原町通を北上する。

土曜日, 5月 10, 2014

昼過ぎからレコードと古本を袋につめて100000tへ。買取金額4500円。同時にレコードを3枚と、ピーター キャメロン - 最終目的地を古本で買う。

ハローベーカリーで菓子パン買い、食パンは5枚切りにスライスを頼んだら意外なことに店員は包丁で5等分しはじめた。スライサーを持たない店にはときどき出会うが、スライスを頼む人って少ないのだろうか。手動で等分するのは大変な作業にみえる。

夜は実家で食事。餃子をたべまくっていると、花火の音がしはじめたので、家をでて見物にいく。今年はじめての花火は住宅街の隙間から覗く宝ヶ池からのもの。夏もいうてるまにやってくる。

「大韓ロック探訪記」刊行記念イベント@北堀江フュトュロのイベント予約を電話で済ませる。

金曜日, 5月 09, 2014

jQueryの教科書を読みながら、$(function()()); とか打ちまくる。途中まで調子よくすすめていたが、スコープ、演算子、制御文のあたりで急に理解が乏しくなる。解説は丁寧であると思うが、すべてするするとはいかない。

川上弘美のゆっくりとさよならをとなえるは今読み返しても面白かった。ひろみかわいい…。少し検索していたら、やはり恋多き女なのだった。湯川潮音、金延幸子のアルバムをヘッドフォンできく。昼食はざるそば。夕食はカレー。外出はなし。来週の月曜日は11時に樟葉で待ち合わせ。

木曜日, 5月 08, 2014

すこし早起きをして外出。来週の入金を確定させて、ここから90日間は安心ゾーン。

近所のスーパーで包丁研ぎをやっていたので2本依頼してみた。1本800円、所要時間は20分ほど。買った時ほどの切れ味が戻ったわけではないけれど、よくはなった。

昼食を食べたレストランには、刃がすり減って短ドスのようになったペティナイフがあって目を引いた。店主にきくと、研ぎながら40年間使い込んでいるという。それはぼろいのではなく、いかつい!牛刀は柳刃包丁に近かった。

火曜日, 5月 06, 2014

婚約者の実家へあいさつにいって汗かいてきたッスという話をメールできいて、村上春樹の短編「ファミリー・アフェア」を読み返す。あの兄のような気持ちを自分も味わうことになるだろうか。昼からは外出。墓参り、再びnomaで昼食(豚のテリーヌがおいしかった)、京都市動物園(デート中の知り合いを見て見ぬふりをする)、ケーキを食べて、グランピエで買い物。

誤操作による間違い電話をきっかけに、古い友人とメールを何通かかわす。

月曜日, 5月 05, 2014

鍋がすべてふさがっていたのでフライパンでカレーをつくった。

日曜日, 5月 04, 2014

自宅で「ベルンハルト・シュリンク-夏の嘘」を読み終える。こ、こ、これは最高の短篇集。読み終えてすぐまた読みたくなった。特に"南への旅"の心理描写。この味わい深さには放心してしまう。昼食をすませた後、またレコードと古本を袋につめて100000tへ。買取金額は3500円。古本のTransitがあったので3冊ぜんぶあるだけ買う。ドイツ、中国、アンデスの特集。堀江敏幸 - なずな も買おうと思ったけれど、それはいつのまにか売り切れていた。kitでジャムを買ったり、ワルダー、KD2、大垣書店でもずるずる買い物。

台所で料理をしている間、ラジオでは松本孝弘がソロ新作のプロモーションをしていた。その話しぶりには浮ついたところがまるでなく、ストイックに音楽についてだけを話す職人であり、いい大人だった。「打ち込みも自分でやってたときがあるけど、自分よりうまくできる人がたくさんでてきたから、自分はギターに専念することにした。今はギターしか弾かない」というのも、その態度とあいまって印象に残る。こ、こ、これがティーネイジドリームをかなえた男というものか。

土曜日, 5月 03, 2014

去年知ったリトルプレス「ぽかん」はおもしろかったので、さかのぼってすべて集めた。その4冊目が発売となり、善行堂では編集の真治彩さんが販売するというのでさっそく出かける。話をする機会があれば、<書物を通じて淡くつながったひとたちが小さな書物のなかで出会った空気>は、決して内輪感なんかじゃないです。もっとずっと素敵なものですよ、Sさん。という言葉がでるきっかけになった批判ってどこであったんですか?と聞いてみようと思っていたのに、すっかり忘れてしまっていた。すこしだけぎこちなく話して「福田和美さんの日記、好きっすわー」と伝えると、はてなでブログを書いているんですよと教えてもらう。

夕食はミートソースのスパゲティと、新玉ねぎでかぼちゃのスープを作った。

「高橋源一郎 - さようならギャングたち」は福田和也が文句のない現代文学の傑作と褒めていたが、じぶんにはその面白さがいまいちよくわからない。半分ほど読んで挫折。「福田和美 - ぼくの百」は一気読み。

金曜日, 5月 02, 2014

昼から100000tへいって、スタジオ・ワンにいたころのBOB MARLEY & THE WAILERS - ONE LOVE(7inch re)を買う。いままで聴いていたものよりテンポが早くて印象が違うのがおもしろい。売ったレコードなどの買取金額は3000円。

市役所で友人と待ち合わせ、岡崎のnomaで食事。窓際の席で新緑をみながらハンバーグのランチを食べる。熱いマッシュポテトもおいしかった。ワインも飲んで、いい気分でぼんやりしていたら、瀧見憲司ご一行が来店。今晩メトロに出演するとのこと。

近代美術館ではチェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションを見た。あのオリジナルとはかけ離れた独自のポスターは、本国が映画宣伝に介入する権利がなかったゆえの産物と知る。同時に開催されていた都築響一「着倒れ方丈記」もプリントでみるとさらに生々しくてよかった。午後4時からは、大阪で知り合った左右の方に会いに若王子へ。事前に話していた皿の修理をお願いしたあと、象彦のアンティーク・コレクションをみせてもらい、いまではどう使っていいのかよくわからない品々の話をきかせてもらった。漆塗りは経年劣化に強いようで、あまり古い感じがしない。保存状態もよかったのだろう。プラスチックのように光る漆塗りのキャニスターは気に入ったので、どう使っていいのかよくわからないまま購入。形は±0の加湿器だとか、どら焼きに似ていている。うかれた気分のままゴスペルでビールを1パイント飲んでふらふら帰る。

木曜日, 5月 01, 2014

部屋のポスターを張り替えて、カレンダーを引きちぎってあたらしい5月。朝からデイヴブルーベックとポールデズモンドのレコードをきいていたら気分がよくなって、パシフィックジャズのコンピも続けて針を落とす。明るくまぶしいと同時に、このんで何かを諦めたかのような軽いサウンド。それからついでにマイルスのプレスティッジもいくつかきいたが、こちらはあまりのれないし、これからものれそうにないので売りにだす。

In The City Vol.9に掲載されている小西康陽の映画メモには圧倒された。"現在の東京が本当に映画の見易い環境なのだ”といい、スニッカーズを食べながら映画をひと月に最大65本も観たという。メモは40ページ弱にもおよぶ。

今日はスーパーへの買い出しが唯一の外出。