日曜日, 3月 31, 2013

京阪にのって淀屋橋へ。芝川ビルにできたイイホシユミコの店に寄る。ここにくるのは秋田道夫の「やさしいデザインの話」以来で5年ぶり。店内にはイイホシユミコさんらしき人がいらした。ここでしか買えないものというのはたぶんなかったので、以前から気になっていた白い大皿を1枚買ったら、オープン記念ということで食器フキンをもらった。それから北浜まで歩きdieciで昼食。店内で友人と合流し、じゃがいもとチキンのカレーを食べる。南天満公園の桜は満開。花見客で賑うのを缶ビールを飲みながら眺め、ふらふらの足取りのまま天牛書店に寄った。堂山ACTⅢではレコード市を見てまわる。いくつか欲しいものはあったが「六文銭/キングサーモンのいる島」だけにしぼった。これは市川実和子が歌う「私の家」を聴いて欲しくなったもの。なかなか見つけられずにいたのにここでは2枚も発見。全曲及川恒平の作詞、ジャケットも目を引く。天満の商店街を歩き、再びカレーを食べて、箕面ビールで1杯飲んで帰宅。海外旅行は台湾にいきたいねという話をする。

金曜日, 3月 29, 2013

ポール・ウィリアムズ(音楽評論家のほう)の訃報をTLで知った。彼の著書、アウトローブルースは小西康陽が「ブライアン・ウィルソンのページは何度も読んだ」と書いていたので読んだことはあったけれど、それ以上に知っていることはない。金延幸子と結婚(のちに離婚)していたことすら知らなかった。金延幸子といえば、曽我部恵一がQJ誌上で彼女の「み空」以来の復帰作を「ヘビメタみたいになってヤバイですよ。midiからのリリースだからあんまり言えないんですけど」。と語っていたことを思い出す。「み空」を久しぶりに聴く。

木曜日, 3月 28, 2013

ほぼ定時に退社して、スーパーに立ち寄り半額のミンチを2パック購入するなどきょうは調子いい。セロリも50円で買ったので、ソフリットをつくり、さっそくミートソースにする。amazonからはアグスティン・ペレイラ・ルセーナのミラーダスが届く。

火曜日, 3月 26, 2013

包丁をにぎりながら、らじるらじるで大瀧詠一のアメリカン・ポップス伝 パート3を聴いて、かぼちゃを炊いて寝る。

月曜日, 3月 25, 2013

退社間際の上司との雑談で、細谷巖のデザインロード69が話にあがったので、あの集団野外自慰行為やばいですよね。と返すと、いままでにない笑いがあった。

日曜日, 3月 24, 2013

朝から難波へ。スタンダードブックストアにて菅付雅信のトークイベントを聞きに行く。内容は書籍のおさらいといった感じで淡々とうけとめたが、質疑応答ではソーシャル断ちの話がもりあがり、じつはもうみんな疲れているのではないかということが伺えて安心と共感をおぼえた。日本橋はコスプレをした人がたくさんいて大変な賑わい。何かのイベントなのだろうか。警備員もおおはりきりの混雑で、蒼月書房までたどりつくのにえらい難儀した。ここでは2Fの喫茶でカレーを食べて、種村季弘と植草甚一の本を購入。徘徊老人セット。RUBIC RECORDSでは「有山じゅんじ/ありのままじゅんじ」がやっとみつかった。壁には澤野工房で復刻されたサヒブ・シハブなどのオリジナルが飾られていてすごかった。南船場ではdieci、コロンボ、URBAN RESEARCH DOORSをまわってすごす。最近の松浦弥太郎はどうしてしまったんでしょうね。という話ができて面白かった。店主によると他でも同じ質問をうけることがあったという。古本屋からキャリアをスタートさせた人間として、最大の成功を収めた人物となった気がするけれど、あの自己改革っぷりは、もやは"くちぶえサンドイッチ"の原型をとどめていないところがおもしろい。

土曜日, 3月 23, 2013

朝から墓参りに出かける。正定院、大谷祖廟をまわる半日行事。観光地を歩き、おめんで食事をした。初めて入った長楽館たいへんよい雰囲気で、客層も上等な感じ。接客も一流であったが、1400円もするケーキは大したことはなかった。それでもお茶をするためにだけでもまたいってみたいと思える場所。つぎに座るなら1Fの窓際がよい。八坂神社ではすでにブルーシートをひろげて花見に興じる若者がいたが桜はまだ咲いていない。四条祇園へ出て、街中をぶらつきながら川端今出川まで歩いて帰った。Kitでバターナイフを、その近くにある草星でぐい呑みを買った。いま、そそられるものは生活雑貨がおおい。夜は実家で夕食。

金曜日, 3月 22, 2013

同僚と服がかぶってしまい、3人そろってチェッカーズ。あとひとりはドラえもん。それは水色のパーカー。今週はわりとスムーズにことがはこんだので、間食用に大量に買い込んだお菓子が結構あまった。来週に回します。夕食は鮭と水菜のクリームスパゲティ。小麦粉が少なかったせいか思ったよりしゃばしゃばしたスープになってしまったがおいしかった。プリンを食べてワインを飲んで金曜の夜を満喫しながらKINFORKのことを調べていたら、iPad版のKINFORKがあることがわかったのでさっそく購入。本よりもページ数はずっと少ないが、500円という価格は魅力。印刷データをコンバートしただけ。という作りではなく、さわっていて面白くなるような工夫がしてあった。

木曜日, 3月 21, 2013

きのうが休みだったので、今日が月曜日のような気がしてしまうが木曜日。仕事はいそがしいのかそうでもないのかよくわからない感じであるが、鮮やかに定時退社してにんじゃりばんばん。3年目の会社員になりました。

水曜日, 3月 20, 2013

昼間から日本酒をのみ、中途半端に降る雨を眺めながらへろへろして過ごす。あては、作りおきの里芋のにっころがし。塩ジャケとネギの焼いたんのコンビも意外といい感じでおいしかった。部屋の配置換えをしたり、湯につかったり、クックパッドの野菜便を注文したりと、外出することなくゆったり過ごす。

火曜日, 3月 19, 2013

痒み止めの薬がきいて、皮膚の痒みはずいぶんよくなった。いま履いているユニクロのパンツはジャストサイズを選んだつもりでいたが、しばらく履いていたら拳が一個分はいるくらいぶかぶかになってしまった。これもう部屋着にしてしまおうか。9時退社、明日は休み。

月曜日, 3月 18, 2013


先日、冊子「日々」で、キッコーマンが発行していた「新しい暮らしの味」のことを知ったけれど、レコード棚を漁っていたら偶然でてきたハローイングリッシュもキッコーマンの発行物だと気づいた。本気か冗談かよくわからない英会話レコードながら、こちらも凝ったもので、BGMの演奏にはかまやつひろしなどが参加。ジャケットのデザインもかっこいい。
HELLO ENGLISH このレコードは、アメリカの若者たち、キャロル、ローダ、バズ、ディビッドとミスター・ラブの5人が創りました。(中略)このレコードの中の言葉は、普通の英会話のレコードの言葉と少し違います。そのどれもが生きた言葉、若者の言葉、いまもっとも新しいWORDS & PHRASES。それにこのレコードは、あなたがアメリカへ旅行するときの新設なアドバイスでもあるのです。
キッコーマンの文化活動はなぜここまで凝ってるのだろう。

日曜日, 3月 17, 2013

売った本とレコードの収入が7000円になり、余裕ができたので、食料品に加えて酒も買う。恵文社で買った「中身化する社会/菅付雅信」はおもしろくて一気に読みきった。
ファッションの消費こそ、もっとも可視化しやすいコミュニケーションの方法であり、自分の記号化でもあったのだ。しかし、ファッション以上に速い言語を、すでに人びとが持ち始めているとしたらどうだろう?
これは面白い問かけ。KINFORKなど、欧米でスタイルブックが増えている背景はそんなところにあるのだと思う。KINFORKは夷川のBROWNではじめて手にとってみた。

土曜日, 3月 16, 2013


ここ二ヶ月くらい、足のすねやひざの裏が痒かった。特に風呂に入ったときにひどい。ほうっておいても悪化の一方だったので皮膚科にいく。病院はかなり混み合っていてまいったが、待合室にあった「花とみつばち/安野モヨコ」が面白かったのでよかった。薬代は2500円。昼からは阪急にのって三宮へ。ハックルベリーとリズムキングスで、レコードを3枚。トンカ書店で冊子「日々」を購入。巻頭特集の”村上開新堂の山本道子さんが作った30年前の料理と、今と”が面白い。山本道子さんは、1975年にキッコーマンが発行していたレシピ本「新しい暮らしの味」の料理を担当していたという。

金曜日, 3月 15, 2013

秋田道夫のブログでサーモマグコーヒーメーカーのことが触れられていた。発売から9年、価格が崩れることもなくロングセラーになったとのこと。確認してみると、現在の価格は、定価9,500円に対し、価格.comで現在7,799円。確かに崩れていない。エントリの冒頭は耐久性の称賛からはじまっていた。
先日のdawnの発表会で、わたしのデザインしたサーモマグコーヒーメーカーを発売して間もなく買っていただいた方に会いました。 未だに現役で使ってくださっているそうです。かく言うわたし自身も ずっと使い続けております。いまだにどこも悪くなっていない。
うちも毎日使っていて、どこも悪くなっていないんですけど、ひとつ報告したいのは、サーモマグの本体と底がときどき外れてしまうこと。がんばってねじ込めば嵌るけれど、そこだけがちょっと難です。

水曜日, 3月 13, 2013

定時に退社。という嘘のような日は2日間で終わり、再び危うい雰囲気が立ち込め始めたが、まだよそ見する余裕はあった。じぶんと同い年くらいのフリーのデザイナー 朝倉 由美さんのブログの記事をよみまくって刺激をうける。なんて素敵な仕事なのだふるえるわ。好きなことを仕事にしているという気持がガシガシ伝わってくるし、そのスタンスは顧客との関係性のよさへと繋がっているようにも感じられる。実際のところを知るわけではないけれど、きっとそう。サイト内のブログで、KINFOLK、THE Weekenderを知る。友人にその本のことを尋ねると、おいているお店を教えてくれたので通販で買う前にブラウンでみてみよう。

火曜日, 3月 12, 2013

定時に退社し、「ジョゼと虎と魚たち」を観た。くるりのメインテーマから勝手に想像していたものとは違って、これは…ちょっとモロにくる。思いがけず身につまされる映画であった。自分の言葉で何も書けないくらいに。
恒夫は普通過ぎるほど普通で、あまり物事を深く考えず若くて欲望に忠実、素直で気の好いのだけが取り柄な男。だからこそジョゼと恋愛ができた。(だからこそ別れてしまうのだが)これが福祉まっしぐら真面目ボランティア男ならダメダメなのだ。旨い飯につられて通いにくるちゃっかりさとか、帰らないでくれと言われてそのまま居着いてしまうとことか、いとおしいのはジョゼより恒夫の「普通」さ加減だ。それこそがジョゼが生涯手に入ることはあるまいと諦めていたものだから。しかし付き合いが深くなるにつれ、愛おしい筈のその普通さは陰り苦渋が混じり始める。ラスト、子供のように泣きじゃくる恒夫と対照的に、ジョゼの背中にはもう失うものはなにもない人間の強さを感じさせる。
amazonのレビューを読んで、リブログするだけ。

月曜日, 3月 11, 2013

日差しの割に風が冷たい。灯油は空になったが、もう3月なので買いに行くかどうか迷う。花粉症は日に日にひどくなり特に目がかゆい。くしゃみや鼻水の症状もあり、先週くらいからマスクが手放せない。そして今日で3.11から2年。Yahoo!のサイトでは、震災の特集記事をパララックスを使って効果的に表示していた。

日曜日, 3月 10, 2013

amazonのマーケットプレイスで購入した「桑原甲子雄/東京」が600頁を超える大著だとは思っていなかった。よくみるとスペックは書いてあったけれど商品写真がないとわかりにくいな。この写真集はツヤのない書籍用紙が使用されていることが新鮮だった。内容にはよく合っている。どこにも発表するあてのなかった、遊歩者の作品集。1934年から93年の東京。
私の写真する背景には文学でいうと、川端康成の「浅草紅団」、高見順の「如何なる星の下に」が時代の雰囲気としてあり、永井荷風の作品群ももちろん東京の情緒を誘発してくれた。
編集者ということもあってか、はしがきの導入にも魅力があり、桑原甲子雄を通じて写真以外の面でも戦前の日本、東京に興味が繋がりそう。

土曜日, 3月 09, 2013

昼すぎ起床。そのままだらだらしていたかったが、明日は雨なので、買い物に出かける。 ブレンドを200g@アラヤ珈琲店。 1300円分のパン@Walder。 いちょうの木のまな板 @angers。 ボブディラン/ブロンド・オン・ブロンド カズオ・イシグロ/夜想曲集 カズオ・イシグロ/遠い山なみの光 @アローントコ。 伊丹十三のお葬式を観た。

金曜日, 3月 08, 2013


金曜の夜8時から会社の近くの居酒屋で上司を含めた部内の男6人で積もり積もった話を打ち明け合う。終電は余裕で逃した。朝日を感じながら始発で帰った。

木曜日, 3月 07, 2013

とつぜん降って湧いた振替休日の日は、昼まで寝てしまったのでゴミを出しそびれてしまったうああではじまる。花粉症はつらいが、せっかくなので大阪へ遊びに行く。ふだんいかない本町周辺の初めて訪れたお店で長居して過ごした。COLOMBOでは桑原甲子雄、dieciではSHOES LIKE POTTERYがきっかけになって話が弾んだ。レッドボーンでは探していたトミーフランダースのレコードが(キズ盤とはいえ)安く買えてうれしい。本町から心斎橋まんだらけグランドカオス店まで歩いて買い物は終了。平日の街では就活中の人がやたらと目につく。

水曜日, 3月 06, 2013

そろそろ花粉症が始まった感じ。喉が痛いし鼻水が止まらない。ラジオショッピングのDJもすっかり鼻声になっていて、毎度おなじみのラジオショッピングが録音ではなく生放送であることを知った。辛そうな声で飛ぶ「押しの言葉」がいつになく切実である。仕事はいったん落ち着き、街がまだ明るい間に退社。9時代に食べる何の変哲もないカレーのおいしいこと。ルネ・ユルトルジュのレコードを聴いて、多和田葉子の短編小説を2つ読んで、映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを観て寝る。

火曜日, 3月 05, 2013

間食にパンを食べることが多いので、朝食はパンではなく、シリアルを好むようになった。準備するのが簡単で便利なのもよい。きょうの弁当は充実の4品。酒粕に漬けておいた鰆もおいしかった。上司は27時半まで働き、わたしは24時で帰った。

月曜日, 3月 04, 2013

例えば今、1973年の音楽を聴いておもしろいと感じるのは、「わかる文法」以外に、「特別なのは今だけじゃない」という共感を見出しているからだと思っていたからとてもよくわかる。

日曜日, 3月 03, 2013

友部正人の日記を読んでいたら、盛岡のカフェ「クラムボン」のことが書かれていた。
12月14日(金) 「盛岡 クラムボン」 クラムボンは小さな喫茶店だけど、そこに人がぎっしりと入ると、不思議に全く狭さが気にならなくなります。PAを使わないので、自分から出た歌がそのまま聞いている人に届くようで、それもまた気持ちがいい。 ぼくがここでライブをしたいと思うのは、店主の高橋さんとの何十年も前からの信頼関係が大きいのかもしれません。
このお店には一度いったことがあったので、懐しく思いiPhotoの写真をひっぱりだすと、当時は気付かなかったレコードやCDに気づく。音楽好きの店主だったのだ。岩手への出張はタイトなスケジュールというわけではなかったので、盛岡冷麺をたべたり白龍でジャージャー麺を食べたり、宮沢賢治記念館に立ち寄るなど余計なこともできた。居酒屋での日本酒や魚もおいしかったし、日本の景色とは思えないほどのだだっぴろい酪農場もはじめてみた。2007年のことだからもう6年も前になる。

眠る前に、大島渚/帰って来たヨッパライを観る。帰って来たヨッパライというよりイムジン河だったし、加藤和彦より緑魔子だった。

土曜日, 3月 02, 2013

ヤフーオークションで落札したガラケーをauショップにもちこんで携帯電話復活。3ヶ月ぶりにメールのチェックをしたが、とくにこれといって大事なものはきていなくて、ほっとしたようながっくりしたような。やはり自分の生活スタイルには携帯電話なんてほとんどいらない。携帯電話がなくて困ったことは美容室の予約ができなかったことくらい。携帯連絡には3GのiPadなど、代わりになるものがあるし、だいたいほとんどの時間をiMacの前ですごしているのだからウェブのほうで対応できる。やはり自分の生活スタイルには携帯連絡はいらな…いやいや、これからまたよろしくお願いしします。昼は実家に立ち寄り、母と妹と焼肉を食べに行く。100000tで多和田葉子/アメリカ 非道の大陸を買い、リニューアルしたワルダーでパンを1300円分買う。遅い時間にいったのでパンはほとんど売り切れていた。お祝いの花がたくさん並んでいて、中にはTRANSITの名前もあった。夜はアバンギルドでLDK(友部正人、ふちがみとふなと)のライブを観る。はじめて見た友部正人はちょっと何考えてるのかよくわからない感じで、ひりひりするような緊張感はなかったし、自分が知っている40年前の友部正人とは当然違った。そんな印象を抱いたせいか、40年も前のレコードにサインをもらったことにも少し気が引けてしまうがそれでもいただきました。物販で、詩集「退屈は素敵」を買った。

金曜日, 3月 01, 2013

降水確率70%にもかかわらず、雨にあわず自転車で帰宅できたことは幸運だった。上司と同僚を3人のこして24時前退社。ラジオできいた冨田ラボ - アタタカイ雨 feat.田中拡邦 (MAMALAID RAG)がいい曲だった。