金曜日, 1月 31, 2014


区役所で保険や年金の手続きを済ませた。職員に目をやると奥のほうで見覚えのある女の人がいて、同僚とにこやかに談笑していた。あれから3年が経ったのかと懐かしく思う。

「オオヤミノル - 美味しいコーヒーって何だ? 」読了。事前に出版イベントにてオオヤさんのキャラクターを知った上で読んだので、あのクセのある絡み方には心構えがあった。"美味しい"の多様性を追求するオオヤミノルと、美味しさを体系化し共通言語をつくろうとする井ノ上達也の価値観のぶつかり合いが見もの。とはいえ、二人はポジショントークに終始しているだけで対立しているわけではなく、コーヒーを飲む側からすれば選択肢があるかぎりどちらでもよい。

「“美味しい”なら全部OK!」にならない何かがコーヒーにもつきまとっていること。マズくて美味しいことだってあるし、ただ美味しいだけでいまいましかったりするのだ。世界はグローバリゼーション癖がつき、抽象的価値観のお姫様である“味”をもグロバらせようと、ついついしてしまうようだ。
それわかるわーー
ぼくがなんで英語もできないのに、メキシコとかに呼ばれて審査員ができるのかというと、スコアシートがつけられるからですよ。それに一貫性があれば、呼ばれるわけですよ。で、一貫性がなければ次からは呼ばれない(中略)ブラインドでの評価に一貫性がないと呼ばれないし、極端にレンジの幅が狭いと、こいつは自信がないんだなというのが見抜かれる。
それもわかるわーー

この二人の批評は福田和也がいっていた、ワイン批評家のピュイゼとパーカーの違いに重なる。

木曜日, 1月 30, 2014

朝から雨。傘をさしてゴミを捨てに部屋をでたが、うっかりカギを忘れてしまい、オートロックがかかる扉を凍りついた目で見た。部屋着のまま、マンションのエントランスで立ち往生。俺は一体何をしているんだろう。という時間をすごす。

水曜日, 1月 29, 2014

職安で失業保険についての2時間映像をみた。この体験は3度目になるが、「ノンバーバルコミュニケーション」という言葉がでてくるあたり、こまめにアップデートがされている。”言葉だけでなく、表情や声の調子を意識しましょう”。すっかりくたびれたあと、三月書房で「天野忠 - 夫婦の肖像」を買い、海鳴りをもらった。それから100000tでなんやらかんやらを売り7000円を手にしたあと5枚のレコードを買う。500円コーナーが充実していた。
  • chad and jeremy - distant shores
  • steavie wonder - my cherie amor
  • debussy (decca eclipse)
  • prokofiev (decca eclipse)
  • debussy (decca eclipse)
  • 富岡多恵子 - 青春絶望音頭
帰宅後、以前勤めていた職場の仕事仲間6名で北大路堀川「一」に集まり、ふぐ三昧を堪能する。てっさ、焼きふぐ、ふぐの唐揚げ、てっちり、雑炊。当然美味しい。本年度一番豪勢な食事大賞ははやくも確定した。ごちそうさまです。

火曜日, 1月 28, 2014

ごくごく簡単なjQueryの実装に異常にてこずり心底うんざりした。結果のでない試行錯誤。かなり苦しいものがあったが、元同僚にSkypeでアドバイスをもらってなんとかクリア。せっぱつまっていただ分、身にしみるぜ。大変たすかりました。わからないところはネットで調べてしのげることもあるけれど、断片的な知識には限界がある。ここらへんで体系的な知識を得たいところ。いまは付け焼き刃で危うい。

月曜日, 1月 27, 2014

昼から地下鉄にのって蹴上までいく。

九条山のスタジオは大量の楽器が所狭しとならんでいて、想像以上にカオスだった。ギター、ギター、ギター(省略)、ドラム、ピアノ、ベース、チェロ、木琴。MacBook Pro と ProToolsの存在感がここでは薄い。まさにchaos and creation in the backyardである。演奏ができるならたまらない環境だろうな。そんな録音のための場所でわたしは雑談とレコードを聴いてすごした。ひとのレコード棚をみるのは楽しい。「こういうのがすきでね」と見せてもらったFolkwaysはジャケットのつくりやデザインにも魅力があったし、Elizabeth Cottenは最高で、すぐに欲しくなってしまった。

屋上へ上がると、山を背景に3方は緑がひろがり、視界の開けた西側には眼下に京都市内が一望できた。床は広々とまったいらに続き、景色を遮る手すりはなく切りっぱなしになっていて、境界は遠近感だけという鋭さがこの空間の印象をつよめた。しばらくぼんやりしていると、ときどき鳥が鳴いているのがきこえてきて、「ここでライブやったらHERONやん、めっちゃええやん」などと話してすごす。

山を降りてWORKSHOPと100000tとJEUGIAに立ち寄った後、アジェ松原本店で飲み食いし、酒の入った話をした。業種は違えど理解できることは多い。店を出た後、名前の無いバーで、さらに酒の入った話をして、六曜社ではもう酒の入った話はやめてコーヒーを飲みつつ安藤明子さんと少しはなした。地下鉄にのって12時前に帰宅。

日曜日, 1月 26, 2014

jQueryのeaseOutBounceを使いたくて設定したつもりが反映されず。「jQueryが全く分からない人のため」の超初級者向け入門講座を読んで、全く分からないわけではなくなったが解決はできない。困ったまま23時。これくらいはなんとかしたいがミンチカツをあてにビールを飲んで寝る。

土曜日, 1月 25, 2014

ガソリンスタンドに自転車で乗り入れ灯油をくださいというのは車を相手にした接客のリズムを壊してしまうようなところがあってすこし笑える。満タンのポリタンクをよろよろ持ち帰ったあと、3件のスーパーを回って7000円分の買い物。一ヶ月の食費は2万円くらい。とほざいたことがあったけれど、あれは嘘でした。どう考えても3万弱くらい。昼食は80円で買ったかき揚げをうどんに乗っけてたべた。なかなかいける。

昼過ぎから元同僚を自宅に招き、サイトの件で作業をしてもらったりアドバイスをもらう。何かと助かりましたアザッス。ひと通り形になったので、夜から天ぷら屋で食事をした後、上島珈琲店で一服。小雨にうたれて帰る。

金曜日, 1月 24, 2014

半玉の白菜がもっこり育つくらい放置していたので、そろそろ切り刻みたく、夕食は鍋にした。他の具材は椎茸と人参と豚肉。これだけでもよかったが、何かインパクトがなかったので、昼食につくった具だくさんの味噌汁をつっこんでみた。これでおあげと豆腐が参加。ワイルド過ぎる。インパクトあり過ぎる。ほんのり味噌味。こんな鍋はガスコンロの前で鼻水をたらしながら食べるのがよい。今日も寒いですが、私はたくましく生きています。

きょうもずるずるコーディング。widht100%のなかで方向感覚を失った。

木曜日, 1月 23, 2014

神戸元町リズムキングスの閉店セールに出かける。半額になっているとはいえ、果たして買うものはあるのだろうか?と、いくまではかなり迷ったが買うものは結構あった。なんだかんだと1万円分。ただ店主の様子に思うところがあり、気がはれない。元気だったころの柔和な表情をしっているだけに、店内のあのいやな緊張感にいたたまれない気持ちになる。そのあと、近くのちんき堂で戸川さんと話していたら、なぜかリズムキングスの店主が来てよくわからない会話をしていた。一体どうしてしまったのだろう。
三宮で立ち食いそばを食べたあと、京都河原町にもどってからも、アバンギルドで行われていたイベントの一角にある、フリーマケットのレコードを見に行った。複数の店舗が出店しているとあったが、エサ箱の数は多くはない。先に来ていた男がいたので仕方なくうしろに立つと「リズムキングスの店主、躁鬱でやばいらしいですよ」と笑って話すのが聞こえてきて嫌な気分になりすぐに出た。不愉快な連中。

帰宅してから白ワインを飲んで、買ったレコードに針を落とす。かわったものよりも安い定番のものがしみた。the band, david bowie, john lennon。いったいあのお店で何年眠っていたのだろう。アフリカの民族音楽のレコードをきくのはまた明日。

水曜日, 1月 22, 2014


本棚の整理を目論見ながら手にとって開いた「喫茶遺産 いつか、だれかと行ったカフェ/沼田元氣」をぱらぱら読んでいたら、あとがきのタイトルにどこかで見た言葉がてきた。
どうしてぼくはここにいるんだろうと考えることは、なんて大切な時間なんだろう
これは沼田元氣の言葉でありながら谷川俊太郎でもあった。
ここにいま 私はいる
ほんとうにここにいるから
ここにいるような気がしないだけ
腕時計もしないまま、部屋で1日を過ごす。

火曜日, 1月 21, 2014

jQueryの「animate」メソッドを使用した単純なアニメーションはPCではスムーズに動いていたものの、iPhone/iPadでは読み込みに時間がかかってしまうようで泣けた。

夕方から外出。ワークショップでレコードを売り、100000tでレコードを買った。久しぶりに行ったアートロックは店内が散らかっていてホットライン化している。なんとかなるんでしょうか。昼食は作りおきのおでん。夕食は残り物の中華スープに餅を放り込んだもの。

山田稔 - 北園町九十三番地を読み終えて、つぎは天野忠の詩集に手を出すぞという気持ちになる。詩集のタイトルからしてはいいものが多くて迷うが、まずは「夫婦の肖像」を探してみたい。

結婚よりも私は「夫婦」が好きだった。
とくにしずかな夫婦が好きだった。
結婚をひとまたぎして直ぐ
しずかな夫婦になれぬものかと思っていた。
天野忠の墓は今年の元旦に訪れた天寧寺にあると知った。

月曜日, 1月 20, 2014

遊びの予定がつぎつぎときまっていく。遊んでばかりいるような、そうでもないような。サイトの方は今日は難航。はまってしまうと時間だけがあっという間に過ぎていく。わからないところは週末に会う元同僚に相談してみよう。

david bowie - 1stを聴いたが、あまり印象に残るものはなかった。目立ちすぎるSEは面白い効果を上げているとはいえず上滑りしている。次作のspace oddityで化けたという印象をもったが、あのデヴィッド・ボウイの1stアルバムなのだからもう一回聴いてみたい。

日曜日, 1月 19, 2014

カーテンをあけると屋根に雪が積もっていた。九条山に住んでいる友人は山から降りられないといっていた。サイトの打ち合わせという名の雑談をした後、デヴィッド・ボウイが出演していた焼酎「純」のCMのロケ地となった正伝寺へいった。京都市北区西賀茂鎮守庵町。あたりの畑には収穫するでもなく捨てられるでもない白菜がごろごろ埋まっていた。観光地らしい雰囲気はまるでない。正伝寺の庭はごく小さなものだったけれど、比叡山を借景にした枯山水庭園はオツなものだった。参道もほどよく朽ちているし、石垣は苔むしていて池は緑に濁っている。庭の縁側でデヴィッド・ボウイの気配を感じようとしたが、さすがに足の指先が冷えた。家で「純」を飲んだあとは、「美味しいコ-ヒ-って何だ?」 オオヤミノル × 岡本仁 トークイベントCOTTAGE(恵文社一乗寺店内)に行く。初めて観た岡本仁は中高年であってもRelaxボーイと言っていい雰囲気があった。トークショウの構成は、ロックに例えて何かを言おうとしているオオヤミノルの言葉を岡本仁・堀部篤史が翻訳して伝えるというもの。ふたりの編集者としての手腕も伺えたし、そのかいあって面白い話になっていた。終演後「美味しいコーヒーって何だ?」を買い、サインをもらった。

イベント後の恵文社ではdirty projectors - swing lo magellanが流れていて、これもスタイリングの一環として感られたと伝えると、それを言うなら会場で流れていたJohn Lurieのほうだろう。と返され細かい選曲にも気が抜けない。近くの高安でラーメンと唐揚げとご飯のヤング・アメリカンセットを食べて、腹一杯になって帰る。

土曜日, 1月 18, 2014

明太子をもらったので、昼食は明太子スパゲティ。絞り出した明太子とバターの中に茹でたてのスパゲティを絡めて完成なのだから簡単すぎる。大葉と海苔を刻んでのせるだけでおいしい。そしてスパゲティを茹でた後の熱湯でゆで卵をつくっておでんの準備もすすめた。さらに玉ねぎをいためてカレーもつくりおきする。鍋は全部埋まった。

山田稔-北園町九十三番地をよんでいて、ぽかん別冊「昨日の眺め」が天野忠の詩集タイトルだと確認できた。

金曜日, 1月 17, 2014

湯がいたほうれん草をにぎって暖をとる。すこし熱い。昼食はそんなほうれん草のおひたしと、九条ネギと梅干しをいれたうどん。

「山田稔 - 北園町九十三番地 天野忠さんのこと」を読みはじめる。舞台が近所すぎる!

会費1万円の新年会に参加を表明!!

木曜日, 1月 16, 2014

野村誠から大井浩明からのカフェ・モンタージュでビールを飲みながら雑談にふけった。あけましておめでとうございます、去年はこれこれいろいろありましたわ。今年もよろしくお願いしますと話していたら、たった1杯で酔っぱらってしまった。なんなんだ俺は。よろめきながらも2月6日のイノック・アーデン(朗読:石田大/ピアノ:塩見亮)に予約を入れて、音楽の話もいろいろしたけれど「ミラーレス一眼はセンサーが剥き出しでヤバいですよ。レンズを外したらいきなりですから」という猥談が一番もりあがったと思う。

100000tでクラシックのレコードを試聴してブラームスとアルバン・ベルク、ジェームス・ブレイクの1stの中古レコードをトン(300円券)を使って買った。

帰宅後、SkypeとLINEと携帯メールとTwitterで各方面とやりあう。

水曜日, 1月 15, 2014

酒を飲んだ次の日の朝に1930年代のルイ・アームストロングを聴きながら山田稔-天国のパスポートを読んでうっとりしていた。フランソワのページはこれからもまた読み返したいと思う。"わたしはみずから選んだ孤立のなかで、小さな自由をたのしんでいたのだ。"あたたかい灰のようなおだやかさと苦い満足感。

ワールドスタンダード - 花音のライナーノーツを読んで、六花亭の名前の由来は花ではなく雪の結晶からきているのだと知る。そして、ワールドスタンダードにペダルスティール&バンジョーで参加している安宅浩二はきのう観た吉田省念と中目黒OOPSに出演するという。ちょっとした偶然のつながり。野村誠と大井浩明の交友についても同じくで、「大井浩明」の名はどこかで見たことがあると思っていたらカフェ・モンタージュによく出演されていたその人だった。いちどチェンバロの演奏を聴いたことがある。

去年の12月20日付で退職した会社から離職票がやっと届く。

火曜日, 1月 14, 2014

17時になってもまだ明るくて日が長くなった気がしたが、真上に満月がでていた。夜からはライブを観に拾得へ向かう。「黄金の館 no.1」吉田省念+植田良太+ウエッコ guest:野村誠・やぶくみこ。初めて聴いた野村誠のピアノ演奏は素晴らしかった。最初の鍵盤タッチからすぐに彼の世界は立ち上がり、身体を揺らしながら即興演奏の様にあらゆる曲を飲み込む。野蛮なようでいて緻密な構成。ブレない演奏力。頭の回転が速い人の早口のおしゃべりを聴いているようだった。音楽を始めたきっかけはバルトークなのだという。続く吉田省念+植田良太+ウエッコは3人ともが弦楽器でありながらしっとりしていた。それまでのピアノ・パーカッションの演奏の印象が強かったせいもあるだろうか。最後の曲、リラックスでは賑やかになったが、その急な雰囲気の変わりかたが吉田省念と三日月スープ以降にあったいろいろな変化を思わせた。第三部は出演者全員で即興的な演奏。自由奔放な奏者と思われた野村さんが誰かのキューを伺いながらチラチラ視線を送っているのが面白かった。

終演後は閉店までビールを飲んだあと、4人で大宮の天下一品でラーメンを食べにいった。平日の深夜にもかかわらず満員であることには驚くしかない。三条商店街をぬけて河原町通まで歩いた後、自転車をこいで帰宅し午前3時就寝。

月曜日, 1月 13, 2014

欲しかった本が「日本の古本屋」のサイトにあったので、アカウントをつくって初めて購入した。職業を選ぶ欄には無職というのもあったが、自営業を選んで手続きを進めた。そう俺は自営業。お店のサイト制作の準備を進めようではないか。とりあえず、動作確認の環境を整えるべく、VirtualBoxとModern.IEをいれて仮想マシン環境をつくった。
既存のオペレーティング・システム(ホストOS)上にアプリケーションの一つとしてインストールされ、この中で追加のオペレーティング・システム(ゲストOS)を実行することができる。例えば、Windows XPがホストOS として動作しているマシン上で、Linuxをゲストとすることができる。あるいは、Solarisが実行されているマシン上で、Windows VistaをゲストOSとして実行することが出来る。
なにこれすごい。


もはやブラウザ確認用にWindowsを購入する必要はないのか。

日曜日, 1月 12, 2014


iPod touchが届いたので、さっそく各サービスのアカウントと同期させて自分仕様にした。そして久しぶりのフリック入力。こんな形でかな入力が復活するなんておもいもよらなかったよね。スマホに対応させたウェブサイトの数々をみて刺激をうける。

今日買ったレコード。

  • John Coltrane - Coltrane's Sound
  • David Bowie - Ziggy Stardust.
  • Janko Nilovic - Impressions VOL.1
お店のサイトの制作がはじまるかもしれなくて楽しみ。

土曜日, 1月 11, 2014


インドネシアの大衆音楽「クロンチョン」がおもしろかったので、インドネシアにいってレコードを買おう!とたくらんでいたけれど、常磐響の発言を読んで考えをあらためる。
インドネシアはオランダの植民地だったので、コンディションの良いクロンチョンのレコードはオランダにあります。インドネシアで買おうとすると、コンディションは悪いし、値段もそこそこする。でも、アムステルダムのレコード屋に行ったら、どの店にもクロンチョンのコーナーがあって、オランダ盤が買えます。フィリピンのレコードも同様で、アメリカに渡ったフィリピン人たちが向こうで手放したものを、アメリカの店で買ったほうがコンディションも良いですね。(レコード・バイヤーズ・グラフィティ)
レコードで学ぶ世界の歴史。”中古盤市場の先行きを読むためには、これから「ワールドビジネスサテライト」と日経新聞が欠かせません。”と笑う常磐さんにはもう尊敬するしかない。

次はどこへ行こうか。

「ヨシダミノル展 Around1964 トークセッション」@大阪 LADSギャラリーにでかける。現代美術ときいて構えていたが、初めて観た作品は鮮やかな色彩とポップなグラフィックだったのだから意外性があり楽しめた。エッジはシルクスクリーンで刷ったようにシャープでアクリル絵の具が何重にも塗り重ねてあり、反復による遠近感の強調は60年代の熱気とエネルギーを感じさせた。作品のキャンバスは経年劣化が大きく、反っていたり黒く腐食のようなものがみられたが、それはいま見るとヴィンテージの衣服をみるようであり、劣化ではなく趣として捉えられた。吉田省念ほどではないが、私もまたアメリカンヴィンテージに魅せられたクチである。

帰宅後、トラック野郎 度胸一番星みる。いろいろざっくりしててワロタ。 なにもかも冗談でできている。

金曜日, 1月 10, 2014


めざましをかけていなかったので10時まで寝てしまった。車のボンネットにはうっすら雪が積もっていたけれど、天気がいいので寒々しいというかんじではない。ヤフーオークションで売った商品を出荷しにコンビニまで歩いたついでに鴨川の河川敷までいくと芝生が刈り取られていてさっぱりしたものだった。

ワードプレスの実装にある程度めどがつく。ありがとう Nori Takahashi 。

木曜日, 1月 09, 2014

年始に公開したサイトについて、モバイルでの確認は実機がないのでMobilizerとChromeのデベロッパーツールでしていたが、店頭のデモ機で実機確認をしてみると見え方がまったく違う。シミュレーターは気休め程度でしかないと知った。やっぱり実機だ。結果的にはおもっていた問題はなかった。それは別としても、モバイル端末は欲しくなっていたので、ヨドバシカメラでiPodtouchの現物を見に行く。iPhoneのゴールドに惹かれていたので、おなじようにみえたiPodtouchのイエローにしようと思っていたが、実物の印象は想像と違ったのでかなり悩んだあげくホワイトシルバーにした。iPhoneスタンドも同時に購入。

文藝春秋に掲載されている、村上春樹「イエスタデイ ――女のいない男たち2」は、"ノルウェイの森のようなリアリズムの小説はもう二度と書きたくない"といっていた、そのリアリズムの短編だった。自伝的要素も含んだ楽しい読み物なので、すらすら立ち読みできてしまう。

水曜日, 1月 08, 2014

年始に公開したサイトのアクセス解析をみていたら半数以上がモバイルからのアクセスで、N'これはちょっとまずい。早急にSP版をつくらないといけないと思いながら引き続きワードプレスへの移行作業とphpの機能について確認をすすめる。

「エクソフォニー 母語の外へ出る旅/多和田葉子」読了。

なまりという形で記憶された過去の時間が、今しゃべる言語の中に、その都度、蘇ってくる。もちろん、同じ日本人でも、過去にどんな町に住んでいたか、誰と話していたかなどによって、なまり方は違う。なまりは個の記憶なのである。
せ、せやな。それわかるわ。

今日が誕生日のデヴィッド・ボウイはおめでとうございました。

火曜日, 1月 07, 2014

ワードプレスのテーマファイル作成に時間をついやす。夕食は豚のしょうが焼きとザワークラウト、ポテトサラダ、味玉。たまねぎとじゃがいもの味噌汁。

朝から天気がよかったのでダン・ヒックスのアルバムを5枚連続で聴いた。

以下、きのうの続き。伏見桃山のいっけん普通にみえる大手筋商店街はチェーン店と独自店舗が混在していて面白みがあった。日用雑貨の店がついでに野菜も販売していたりするから気が抜けない。黄桜カッパカントリーでは小島功のカレンダー(525円は安い!)を買った。昼食は鳥せいで。昼間から酒を飲んでいる人たちがいていい雰囲気。しかも安い。このあたりの古い町並みは現役感があって、観光地である寺田屋さえ浮かれたところがない。

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伏見桃山, a set on Flickr.

月曜日, 1月 06, 2014


日本を訪れた海外観光客がもっとも満足した場所として全国2位にランクされているという伏見稲荷大社にでかけた。延々とつづく鳥居の中にいると位置感覚を失い、鳥居にもやがて飽き、写真を撮る人も徐々に減り、しずかに吐く息だけが聞こえてくるという体験としての面白さもここにはあった。山頂は233mであるが、また登ってみたいかといわれると少し迷う程度には疲労感がある。明日はきっと筋肉痛。
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伏見稲荷大社, a set on Flickr.

日曜日, 1月 05, 2014

台所でカレーを温めている間、待ちきれなくてお玉ですくって食べるカレーのおいしいこと。

サイト制作用に「ローカル環境構築」というのをテストした。FTPにあげなくてもブラウザ確認ができて便利。PHPも表示される。XAMPPではうまくできなかったので、MAMPを使用した。

明日は待ちに待ったゴミの日。20lのものが4袋たまった。

土曜日, 1月 04, 2014

年賀状のデザインをして、ひとことメッセージを書いてポストに投函。落ち着かない気持ちからようやく開放された。やれば半日でおわるのだからもっとはやくすればよかった。と今は思う。

売りにだすレコードとCDと古本を風呂敷につつんで出かける。買取金額は6,500円。購入したのはduke ellington - at the cotton club 800円。デューク・エリントンのアルバムはたくさんありすぎて選ぶ理由に困るのが常だが、今回はうたかたの日々をめぐる対談「野崎歓 × 菊地成孔 /東京大学のボリス・ヴィアン―「うたかたの日々」を読む」で、デューク・エリントンの音楽はニューオリンズのものではない。ニューヨークのコットンクラブのものだ。という発言が忘れられなくてコットンクラブの名がついたタイトルがほしかったから。「デューク・エリントンはニューオリンズの音楽ではない」。そこまでは知っていたけれど、コットンクラブというのは知らなかったので。東京コットンクラブに含まれた意味もわかっていなかった。

レコード屋の店主と、マーヴィン・ゲイとスティーヴィー・ワンダーって全然違いますよね。という話をしたり、MARVIN GAYE - HERE, MY DEAR (邦題 離婚伝説)を購入するなど。OST Trouble Manも欲しくなる。

金曜日, 1月 03, 2014

スティーブン・フリアーズ監督「ハイ・フィデリティ 」を観た。すばらしい映画であった。音楽好きの中古レコード屋店主が恋人に「人は変わるものだけど、あなたはそれを許さないじゃない」と指摘される場面がもうたまらない。そしてそこで「そうだよ」と自己完結させないヒューマンドラマとしての側面もまたたまらない。最高の余韻に浸りながらMarvin Gaye - let's get it on のレコードをひっぱりだして聴く。

木曜日, 1月 02, 2014

沖田修一監督「南極料理人」を観た。くらいの1日。だったがさすがにそれではなんなんで、夜中からカレーをつくりだす。

水曜日, 1月 01, 2014


あけましておめでとうございます。天寧寺の借景でございます。