木曜日, 5月 22, 2014

『したくないことはしない』津野海太郎を読み終えた。あまり知ることのなかった植草甚一の青春とその時代。それは短気でわがままで怒りっぽくて、よっぱらうと路上で殴り合いの喧嘩をしたり、喫茶店のテーブルをひっくり返したり、風俗通いに溺れて性病になった末、片玉になるなど思った以上に荒れていてろくなものではないが、その背景には関東大震災と敗戦があり、誰もが混乱する時代を植草甚一も生きていた。おおくの人がイメージする、おだやかでやさしいファンキーじいさん植草甚一など、晩年の10年だけにすぎないのだった。津野海太郎が書きあげたものからはファンキーじいさんを越えて植草甚一が生きた時代とその周辺へと興味がわいてくる。

四条烏丸のクイックガレージへ壊れたMacBookAirをもっていき預かってもらう。修理金額はいくらになるのかわからないので怖い。大垣書店でいまいちばん楽しみにしている雑誌 &Premiumを買う。ハローベーカリーで食パン、菓子パンを買う。