日曜日, 5月 04, 2014

自宅で「ベルンハルト・シュリンク-夏の嘘」を読み終える。こ、こ、これは最高の短篇集。読み終えてすぐまた読みたくなった。特に"南への旅"の心理描写。この味わい深さには放心してしまう。昼食をすませた後、またレコードと古本を袋につめて100000tへ。買取金額は3500円。古本のTransitがあったので3冊ぜんぶあるだけ買う。ドイツ、中国、アンデスの特集。堀江敏幸 - なずな も買おうと思ったけれど、それはいつのまにか売り切れていた。kitでジャムを買ったり、ワルダー、KD2、大垣書店でもずるずる買い物。

台所で料理をしている間、ラジオでは松本孝弘がソロ新作のプロモーションをしていた。その話しぶりには浮ついたところがまるでなく、ストイックに音楽についてだけを話す職人であり、いい大人だった。「打ち込みも自分でやってたときがあるけど、自分よりうまくできる人がたくさんでてきたから、自分はギターに専念することにした。今はギターしか弾かない」というのも、その態度とあいまって印象に残る。こ、こ、これがティーネイジドリームをかなえた男というものか。