水曜日, 4月 03, 2013


天神のdiaciを探してぶらぶらしていたら、フジハラビルと12年ぶりに再会した。
レトロビルや古民家のリノベーションは今、大阪でもわりと盛んだけれども、フジハラビルは、そんなブームがやってくるずっと以前にリノベーションされたところです。というか、今もあちこちを補修していて、人を飽きさせない仕掛けも常に更新されてます。 もっとも、このビルのすごいところは、オーナーの藤原さんがたったひとりで10年がかりで補修されたというところ。ちなみに藤原さんは、大学で法律学の教鞭をとっておられた先生なので、素人っちゃ素人ですねん。 バブルの最中の1988年(昭和63年)に、おとうさんの藤二郎さんが亡くなり、それを機に、ビルのオーナー職に就かれたんですが、そんときは廃ビル同然の惨状で、取り壊そうと思ったらしいです。普通、そうしますわな。でも、おかあさんの「愛着のあるビルだから残してほしい」というひとことが、藤原さんを思いとどまらせ、一念発起して、ひとりリノベーション! もうね、DIY精神のカタマリみたいなもんですから
そうそう、懐かしー