月曜日, 2月 10, 2014

午前の間に「カズオ・イシグロ - 遠い山なみの光」の続きを読み終えたが、多く仕掛けられた伏線はそのまま仄めかしに終わり、物足りない気持ちである。相反するもの同士の組み合わせはメタファーとしても、像を結べなかった。わたしのカズオ・イシグロは「日の名残り」からがカズオ・イシグロである。この本は早々に売りにだす袋につめてしまい、今日の買取金額は合計2000円。そのお金で 安藤明子 - 月のうた (7inch)とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 メンデルスゾーンを買う。メンデルスゾーンは 遠い山なみの光 でもちらっと出てきたが、メンデルスゾーンを弾く妊娠した女から、連想できるものはなんだろうか。

出町商店街の八百屋ではほうれん草が2束で100円だった。きゅうりも一盛り100円と安い。「これもどうや、安いよ」と勧められた玉ねぎもぜんぶ買った。夕方から事務所で軽く打ち合わせ。