140文字以上の日記。Compose new Diary…
山田稔 - 天国へのパスポートを読了して、山田稔は30代後半からすでに老成していたことがよくわかった。あたたかな優しさと繊細な感性、観察眼だけではなく、厭世観がうっすらと一冊を通底するあたり、両手を上げて最高!といいがたいところは沼田元氣への印象とも重なる。ただし、いつも受け身である山田さんがパリに散らかる犬の糞の話になると、そのときばかりは一転。若いエネルギーがほとばしる。山田稔 - スカトロジア 糞尿譚はきっと面白い本なのだろう。