火曜日, 2月 04, 2014

サイトを全画面動画にしたくてtubularをいれたらSafariで動かなかったというのはYTPlayerを使うことで解決できた。鳴かぬなら鳴く鳥探そうホトトギス。中身をいじって鳴かせることはできないのです。昼過ぎから外出。はちはちでパンを買ったあと、寺町御池100000tへ。サイトの件ですこし話をしたあと、iPadからサイトのドメイン取得手続きをしたが、タッチパネルでの入力は不慣れでミスタイプをしまくり予想以上に苦労するし、店主も含め店内の人全員が赤い服をきているという微妙な気まずさがあり、こういうときやっぱりノートパソコンがほしいと思う。

富岡多恵子 - 青春絶望音頭を読み終えた。著者の自伝的エッセイの形で語られる人生観は「友人、友情、恋人、恋愛」の章がなんとも悶々としていて含み笑いをしてしまう。性別と関係性に厳密で「男のヒト、女のヒト、男の友達、女の友達」と表記するあたり変にケジメが好きでありつつも境界がにじんでしまうころに性の甘い香りがする。

或る男友だちの場合などは、ハタチすぎに出会って、その時は両方が恋情をもち、それがいろいろの事情から、いわば一種の恋愛の未遂に終わったまま十年くらいたって、それからまた出会って、友だちになったという、まわりくどいこともあった。こういうのは、甘っちょろくいえば、両方が別々に過してきた時間が、若い男と女の関係から、人間と人間の関係に変えてくれたといえるのだろう。だから、わたしの方が或る男のヒトに恋情をきっかけとして友情を求めているのに、そのヒトがわたしの女にいつまでも甘ったれているような時が、わたしにとっていちばん困る時であり、またそういう男のヒトはわたしの最も苦手で、イヤな男のヒトである。
詩を書くきっかけになったのは小野十三郎だったとは知らなかった。去年末に詩集を買ったので、富岡多恵子の本はその隣に置いておこう。